習近平国家主席が澳門特区政府歓迎夕食会で重要談話
習近平国家主席は19日夜、澳門(マカオ)特別行政区政府の歓迎夕食会に出席し、重要談話を発表した。新華社が伝えた。
習主席は「過去5年間は澳門特区の歴史において非凡な5年間だった。世界の百年間なかった大きな変化の加速と新型コロナのパンデミックの厳しい試練を前に、第5期特区政府は澳門特区社会各界を団結させ、率いて、困難に立ち向かい、実務的に行動し、経済の持続的な回復と好転、諸事業の全面的進歩を後押しし、澳門特区の特色ある『一国二制度』の成功裏の実践に新たな章を記した」と指摘。
「澳門特区は『一国二制度』という独自の優位性を持ち、すでに強固な発展の基礎を固め、強国建設と民族復興という力強い追い風に乗っており、より高く飛び、より遠くまで歩み、より良い発展を実現するための条件と能力を完全に備えている」とした。
習主席は澳門特区に期待することとして(1)遠大な視点に立ち、より積極的かつ主体的に粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門両特別行政区によって構成される都市クラスター)の建設など国家発展戦略と連携し、国際社会においてより大きな行動を示す(2)無数の川の水を受け容れる大海のように、愛国・愛澳の旗の下、一層の開放性と包摂性を持ち、一層団結・結束し、世界中の才能を広く受け入れ、素晴らしい澳門特区を共に建設する(3)鋭意進取に励み、一層の胆力を持ち、果敢に変革と革新に取り組み、『一国二制度』の制度的優位性をより良く発揮し、澳門特区の発展に新たな局面を切り開く--ことを挙げた。
習主席は「偉大な祖国という力強い後ろ盾を持つ澳門特区は、必ずや引き続き努力を重ね、奮い立って励み、新たな飛躍を実現し、新たな輝きを創造することができる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年12月20日