竜途国際の最新の調査によると、旅行会社は中国人客の海外旅行の回復を楽観しており、2025年に全面的に回復すると予想している。中国人客の回復は目的地によって差がある。アジアは地理的に近いこととビザ免除措置により、回復が最もスムーズだ。北米は航空便の運航再開の影響で、26年に遅れる可能性がある。米サイト「Skift」が伝えた。

7割以上の旅行会社は、中国経済の改善は25年の中国人客の海外旅行を盛り上げるが、価格への敏感度が依然として鍵になるとの見方を示した。中国人客の出費は23年に最大になったが、支出に慎重な態度を持っている。海外旅行は旅行コスト及び国際的な緊張情勢から大きな影響を受ける。またSNSは中国観光市場のマーケティング構造を再構築している。抖音、小紅書、微信などは、旅行会社の中国人客に対する不可欠なマーケティング方法だ。

他にも「シルバー観光客」が海外旅行市場の一勢力になっている。彼らは年金を受給しており、時間的に余裕があり、海外旅行を増やしている。若い観光客と異なりコストを気にせず、快適性と安全性とパーソナライズされた体験をより重視する。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年1月17日