北方エリアの氷雪資源が新たな利益を生む
2025-02-11 16:55:00
習近平総書記は以前、「氷と雪に覆われる地も金銀同様の価値がある」と指摘した。今や中国の北方エリアの風景はますます魅力を増し、氷雪関連の施設が日増しに整備され、氷雪文化が新たな姿で現れ、新たな活力を湧き上がらせている。
新疆の阿勒泰地区は「降雪期間が長い」「積雪量が多い」「雪質が優れている」といった独自の強みを活かし、中国のウィンタースポーツの人気目的地へと急速に発展している。
2023~2024年のスキーシーズンに、将軍山スキー場の累計来場者数は79万人に達した。これは阿勒泰地区の総人口を上回る規模だ。新疆阿勒泰旅遊発展集団有限公司の王栄剛会長は「スキー消費の拡大は、周辺のホテルや飲食業などサービス産業の急成長につながる」と語る。
ウィンタースポーツの普及に伴い、ウィンタースポーツを楽しむ人が増えている。この冬、哈爾浜市では114ヶ所の公益スケートリンクが設置され、市民にとって新たな冬のフィットネスやレジャーの場となっている。
屋外スケートリンクだけでなく、哈爾浜市には10ヶ所のエアドーム式リンクが設置され、一年を通じてウィンタースポーツを体験できるようになっている。
エアドームは建設期間が短く、コストも低いため、スケートリンク需要を迅速に満たすことができる。2019年以降、毎年延べ約300万人が利用している。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年2月10日