国連高官「中国が平和的に台頭した要因に3つの投資」
2025-03-27 17:02:00
ボアオ・アジアフォーラム2025年年次総会が3月25日~28日の日程で海南省博鰲(ボアオ)市で開催されている。中国新聞網が伝えた。
国連在中国コーディネーターのシッダルト・チャタルジー氏は26日、関連行事に出席した際に取材に応じ、「中国は平和的台頭が可能であることを実際の行動によって証明した。中国は、世界で最も貧しい国の一つからわずか40年余りで急速に台頭した」と述べ、その主な要因として次の「3つの投資」を挙げた。
(1)人材育成への巨額の投資。優秀な人材が中国の前進に発展の原動力、勢い、スピードをもたらした。
(2)インフラ整備への投資。現在では、物理的インフラとデジタルインフラの双方が極めて重要となっている。中国には「富を得るにはまず道を造れ」という言葉がある。中国は国全体をつないだ。実体とオンラインの双方で国全体をつなぐことで、商品やサービスの自由な流通、人々の自由な移動を実現し、さらには経済の勢いある発展を後押しした。
(3)小企業、中企業、大企業も含む各種企業への投資の確保。これによって、中国を世界の製造業の中心地へと押し上げた。
チャタルジー氏は、「この3つの重要な投資には並外れた意義があったと言える」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年3月27日