中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年記念行事総括会議が開催、習近平総書記が準備運営代表らと接見
「中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年記念行事総括会議」が17日午前、北京で開催された。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は人民大会堂で、記念行事の準備・運営を担当した各方面の代表と親しく接見し、感謝の意と挨拶の言葉を伝え、その労苦と優れた成果を十分に評価した上で、発奮して進取に励み、新たな功績をあげるよう激励した。新華社が伝えた。
習総書記は先ごろ、中央政治局常務委員会会議を主宰し、記念行事の総括報告を受け、重要談話を発表した。習総書記は「中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年記念行事は、荘厳かつ盛大で奮起を鼓舞する抗日戦争記念の盛典であり、偉大な抗日戦争精神を一層発揚し、強国建設と民族復興の偉業を全面的に推進する信念と自信を一層堅固にし、人類運命共同体の構築を後押しする責任ある姿勢を一層示した」と指摘。
「記念行事の喚起した強大なプラスのエネルギーを十分に活用し、記念行事という愛国主義の教材を活用し続け、記念行事によって喚起された自信や誇り、気概をしっかりと発揚し、党中央の諸決定・方針の貫徹・実行と結びつけ、様々なリスクや課題への対処と結びつけ、改革や発展、安定という諸事業を成し遂げる強大な原動力へと転化する必要がある。正しい抗日戦争史観と第二次世界大戦史観を堅持し、歴史的自信を揺るぎないものとし、中国共産党の指導の下で全民族が心を合わせて困難を克服し勇敢に戦った抗日戦争の偉大な勝利から知恵と力を汲み取り、歴史の正しい側に揺るぎなく立ち、歴史の主導権を掌握し、歴史を鑑とする中で不断に未来を切り拓く必要がある。中国の抗日戦争の物語と平和的発展の物語をしっかりと伝え、中国が戦後国際秩序の揺るぎない擁護者であることを世界に示し、人類運命共同体の構築に尽力する責任ある大国としての中国の姿を示す必要がある。記念行事の準備・運営における経験と実践を真剣に総括し、大党・大国の典礼制度を不断に拡充・整備していく必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年9月18日