「エコノミスト」誌の報道受け、外交部が強調「中国は各国と共に高水準の開放の中で機会を共有し発展を図る」
最新号の「エコノミスト」誌は「中国は今年に入り、輸出を加速度的に伸ばし続け、協力パートナーの多様化を進め、グローバルな産業・サプライチェーンにおける地位を日増しに固めている。各国は中国製品を歓迎しており、貿易戦争や関税戦争は中国に大きな影響を及ぼしていない。貿易活動において『堡塁』が自信の印であることは稀であり、米国が自ら築く『城壁』が自らの活力を削ぐことになるのは必至だ」と報じた。
これについて、外交部(外務省)の林剣報道官は17日の定例記者会見で、「複雑で変化の激しい外部環境の中でも、中国の貿易は安定的に成長しており、より高い強靭性と、より充足した活力を示している。今年1~8月、中国の物品貿易の輸出入総額は前年同期比で3.5%増加し、ASEANとEUが中国の二大貿易パートナーとなった。中国と『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設国との輸出入総額は5.4%増加した」と指摘。
「障壁の構築は、自らを閉じ込める結果になるだけであり、門を開き、道を通してこそ、互恵・ウィンウィンを実現できる。事実が証明しているように、関税戦争や貿易戦争によって、中国の製造業が長年蓄積してきた比較優位を揺るがすことはできず、中国の良質な製品が世界中で歓迎されているという事実を変えることはできず、世界各国が貿易の自由化・円滑化を支持しているという趨勢を阻止することはできない。中国は各国と手を携えて開放的発展の道を歩み、開放型世界経済の構築を確固として促進し、あらゆる形態の保護主義を阻止し、高水準の開放の中で機会を共有し、発展を共に図っていく」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年9月18日