第12回北京香山フォーラムが開幕

2025-09-19 16:23:00

第12回北京香山フォーラムが18日、北京国際会議センターで開幕した。董軍国防部部長(国防相)が出席し、基調演説を行った。人民日報が伝えた。

董部長は「今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年にあたる。歴史を銘記し、共に未来を創造するこの重要な時において、我々は正しい第二次世界大戦史観を堅持し、歴史の正義を断固として守り、最も広範な共通認識を形成する必要がある。中国軍は各国と共に、主権平等を守り、戦後秩序を守り、多国間主義を支え、共通利益を守り、グローバル・ガバナンス体制の改革・整備を共に後押ししていくことを望んでいる。我々は平和を守るという正しい道を実践し、平和理念を提唱し、平和のバラストとして安定化の役割をしっかりと務め、平和・親善を発展させ、世界の長期的な安定・平和のためにプラスのエネルギーを提供していく必要がある」と表明。

「試練に満ちた時代における最良の選択は協力だ。中国軍は各国と共に実際の行動によって安全の防壁を築き、持続的に軍事的相互信頼を深め、多国間協力を強化し、協力の質と効果を高め、協力メカニズムを整備し、世界平和の維持と人類運命共同体の構築のために新たな、より大きな貢献を果たしていく」とした。

「国際秩序を共に守り、平和的発展を共に促進する」をテーマとする今回のフォーラムには、100余りの国・地域・国際組織の代表、及び専門家、学者、各国のオブザーバー等1800人余りの来賓が出席した。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年9月19日

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