新疆発展の素晴らしい1ページ=海外メディア
《カザフスタン・トルダ》紙電子版は9月21日、ニコライ・ゾロフ記者による「新疆発展の素晴らしい1ページ」と題する記事を掲載した。記事の主要内容は次の通り。
新疆維吾爾(ウイグル)自治区成立70周年記念行事の準備が進行中。新疆の社会・経済の発展プロセスを深く理解し、メディア間の交流・協力を促進するため、中国駐アルマアティ総領事館はメディア視察団を新疆に招いた。
「一帯一路」共同建設イニシアチブの実施に伴い、中国から欧州への貨物輸送量が持続的増加している。これは中国西北部の発展に新たな原動力を注入している。新疆は重要な輸送ハブに成長し、中国とカザフスタンを含む中央アジア諸国と協力強化で大きな役割を果たしてきた。中国国務院新聞弁公室がこのほと発表した白書で、自治区成立以降の発展成果を詳細に紹介し、現在の新疆は歴史上最高の発展期にあると指摘した。
カザフスタン記者が新疆視察中にこれについて実感を得た。メディア視察団は自治区区都の烏魯木斉(ウルムチ)で総合保税区を訪問。この総合保税区は大型貿易ハブとして、中国とカザフスタンを含む世界各国との経済貿易関係発展の高効率な触媒となっている。
広汽伝祺自動車新疆支社の組み建て工場を見学した際に、メディア視察団は強い関心を示した。ロボットやハイテク設備を自動車組み建て工程に応用され、生産ラインにおけるより柔軟かつ迅速な対応が可能となった。複数の生産ラインが同時稼働しても、工場内は学校の試験場のように静かだった。
国境地帯の博爾塔拉蒙古自治州と昌吉回族自治州を訪れた際、一般街路にしても幹線道路にしても秩序が整然としており、道路サービスエリア、企業、レストラン、商業施設、公園のサービスも行き届いており、烏魯木斉や北京と比べてもあまり差のないサービスの標準化と周到さを感じ、文明の中心から離れた感覚はなく、車の混雑が少ない街路だけが、烏魯木斉ではないことを思い出させる。
新疆は中国の陸地面積の6分の1を占め、独特で驚嘆に値する景観を有し、国内外の観光客を引き付けている。近年、インフラの整備と交通利便性の向上により新疆の観光業は著しい成長を実現。2024年の新疆の観光総収入は前年比約21%増となり、国内外観光客数は3億人を突破し、2025年は3億2000万人の達成が目指されている。
烏魯木斉の国際大バザールは新疆観光の中心地となっている。数々の商品、有名な焼きナン、心地よい飲食店、そして絶え間なく流れる地元の悠揚とした音楽、次々と披露される明るいダンスパフォーマンスが観光客の目を引きつけている。安心で気軽な雰囲気の中で観光客の微笑みが溢れている。この地が客人を熱烈に歓迎し、再訪を期待していることを語っているようだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年9月24日