靖国神社をめぐる日本側のネガティブな動きに中国大使館報道官がコメント
2025-10-21 17:06:00
在日本中国大使館の報道官が17日、靖国神社をめぐる日本側のネガティブな動きについて記者の質問に答えた。
【記者】日本の指導者が靖国神社に供物を奉納し、一部の国会議員が参拝したとの報道について、コメントは。
【報道官】靖国神社は日本軍国主義による対外侵略戦争の発動における精神的な道具にして象徴であり、侵略戦争に対して重大な罪責を負う第二次世界大戦のA級戦犯14人を祀っている。中国側は、歴史の正義を冒涜し、人類の良識に挑戦する日本側の誤った行為に強い不満を表明するものであり、すでに日本側に厳正な申し入れを行った。
今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年にあたる。歴史を正しく認識し、受け止めることは、日本が周辺諸国との関係を発展させるうえでの政治的な基礎であり、それ以上に日本が平和的発展という約束を順守できるか否かを検証するうえでの基準でもある。我々は日本側に対して、これまでにした約束を誠実に守り、軍国主義と完全に決別し、平和的発展の道を堅持し、実際の行動によってアジア近隣諸国と国際社会の信頼を得るよう厳粛に促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年10月20日