香港特区の2023年のインバウンド客数は3400万人に

2024-01-16 17:16:00

香港観光発展局 (HKTB) は13日、大まかな統計データによると、2023年に香港特別行政区を訪問した観光客は延べ約3400万人だったことを発表した。12月だけを見ると、その数は延べ約400万人だった。人民日報海外版が報じた。

HKTBは、「1年を通して見ると、香港特区を訪れた旅客で最も多かったのは中国大陸部からの旅客だった。メーデー5連休や夏休み、中秋節(旧暦8月15日)と国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた8連休などに香港特区を訪れた旅客のデータは目を見張るものがある。東南アジア市場も急速に回復しており、うち12月にフィリピンやタイからの旅客数が新型コロナ感染症発生前の平均水準を上回り、2017年比で116%、18年比で106%となった」と説明している。

旅客のタイプを見ると、会議や展示・展覧、そしてインセンティブ旅行で香港特区を訪れる旅客数が新型コロナ感染症発生前と比べてすでに約7割にまで回復し、回復が最も早い旅客タイプになり、観光旅行客を牽引している。

香港特区を訪問した旅客を見ると、1泊以上滞在した旅客が半数を占め、その割合は新型コロナ感染症発生前を上回った。平均宿泊数は3.6泊で新型コロナ感染症発生前より長くなっている。HKTBの調査によると、1泊以上滞在した旅客の満足度は平均8.7ポイント(10ポイント満点)と、これも新型コロナ感染症発生前の水準を上回った。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年1月16日