李強総理「中国はアイルランドに一方的ビザ免除政策を実施」

2024-01-19 14:15:00

李強総理は現地時間17日、アイルランドのヴァラッカー首相とダブリン迎賓館で会談した。新華社が伝えた。

李総理は「国交樹立後の45年間、中国とアイルランドの関係は健全で安定した発展を維持してきた。中国はアイルランドと共に、伝統的友好を発揚し、政治的相互信頼を強固に築き、互恵協力を深め、発展のチャンスをさらに十分に共有し、両国及び両国民により良く幸福をもたらすことを望んでいる。双方は互恵を堅持し、常に互いを重要な協力パートナー、発展のチャンスと見なし、持続的に貿易の規模を拡大し、グリーン・低炭素発展、持続可能な農業、金融などの分野で協力を強化し、デジタル経済、バイオメディカル、人工知能(AI)などイノベーション協力を拡大し、協力のパイをさらに大きくしていく必要がある」と指摘。

「両国間の人的往来を円滑化するため、中国はアイルランドに対し、一方的措置としてビザ免除政策を実施する。アイルランドが中国企業にオープンで公正かつ差別のないビジネス環境を提供することを希望する。中国はアイルランドと国連など多国間の枠組みで調整や協力を強化し、真の多国間主義を実践し、グローバルな課題に共同で対処し、人類運命共同体の構築を後押しすることを望んでいる」とした。

ヴァラッカー首相は「アイルランドは中国と相互投資を拡大し、農産物食品、イノベーション、グリーン発展の分野で協力を強化し、教育や文化など人的・文化的交流を深めることを望んでいる。アイルランドは中国国民のアイルランド訪問に一層の便宜を図ることを積極的に検討していきたい。アイルランドに投資し、アイルランドで事業を展開する中国企業が増えることを歓迎する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年1月18日