李強総理がイエレン米財務長官と会談

2024-04-08 17:19:00

李強総理は7日、米国のイエレン財務長官と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

李総理は「世界の二大経済大国である中国と米国は、経済的利益が深く融合しており、両国の経済・貿易協力の強化は各々の発展と世界経済の成長にとって重要な意義を持つ。双方は意思疎通を強化し、溝を管理・コントロールし、解決する方法を共に見出し、中米間の経済・貿易協力を安定した、順調で、効率的なものにし、両国の企業及び国民のためにより多くの実益をもたらし、世界経済の発展と民生の改善にも貢献する必要がある。米国が中国と共に、公正な競争、開かれた協力という市場経済の基本準則を堅持すること、あらゆる経済・貿易問題を政治問題化、安全保障問題化しないことを望む。市場の視点とグローバルな視野で、経済法則の観点から、客観的、弁証法的に生産能力の問題を見る必要がある。中国の新エネルギー産業の発展は、世界のグリーン・低炭素トランスフォーメーションへの重要な貢献となるだろう。中国は米国と気候変動対策などの問題で政策調整を強化し、グローバルな課題に共同で対処することを望んでいる」とした。

イエレン長官は「米国は米中間の経済対話・協力の進展を評価しており、中国との『デカップリング』は図っておらず、中国と共にサンフランシスコ米中首脳会談での重要な共通認識を実行に移し、率直な意思疎通を行い、誤解を避け、交流や協力を深め、溝を適切に管理・コントロールし、差し迫ったグローバルな課題に共同で対処し、米中関係の安定的発展を推進することを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年4月8日