習近平国家主席がポーランドのドゥダ大統領と会談
習近平国家主席は24日、国賓として中国を訪問したポーランドのドゥダ大統領と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
習主席は「今年は中国とポーランドの国交樹立から75周年にあたる。中国はポーランドと共に、平和共存五原則を堅持し、国交樹立時の初心を堅持し、伝統的友好関係を継続し、両国関係のより高い水準への持続的な発展を推進し、混迷する世界により多くの安定性と確実性をもたらすことを望んでいる」と表明。
「双方は、引き続き相互尊重、対等な付き合い、互恵協力、交流・相互参考という両国親善の核心を堅持し、国家の主権・安全保障・発展上の利益を守るための互いの努力を理解・支持し、共同で冷戦思考と陣営対立に反対し、国連中心の国際体制を維持し、平等で秩序ある世界の多極化とインクルーシブな経済のグローバル化の構築を後押しする必要がある。双方は、中国・ポーランド政府間協力委員会などの制度・枠組みを活用し、各分野の協力における戦略的協調と統合的計画を強化し、高い質で『一帯一路』(the Belt and Road)を共同建設し、国際定期貨物列車『中欧班列』など重要プロジェクト協力を確実に推進し、貿易や農業、デジタル経済、グリーン産業、クリーンエネルギー分野の協力を強化する必要がある。中国は良質なポーランドの農業・食料産品がより多く中国市場に進出することを歓迎し、相互投資の拡大を支持する。ポーランドが中国企業に公平で公正かつ差別のないビジネス環境を提供することを希望する。中国はポーランド国民に対する15日間の片務的査証(ビザ)免除政策の実施を決定した」と強調した。
ドゥダ大統領は「ポーランドは中国と引き続き『一帯一路』共同建設協力を推進し、経済・貿易や農業、インフラ、コネクティビティ、人的・文化的分野で交流や協力を深め、イノベーションやデジタル経済、新エネルギー車など新たな分野で協力を拡大することを望んでいる。より多くの中国企業によるポーランドへの投資を歓迎する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年6月25日