王毅中共中央政治局委員（外交部長）は15日、ラオスのサルムサイ副首相兼外相とタイのチェンマイで会談した。新華社が伝えた。

王氏は「両党及び両国の最高指導者による戦略的リーダーシップの下、中国ラオス運命共同体の構築は加速し、二国間貿易額は増え続け、中国ラオス鉄道の輸送能力は何度も記録を塗り替え、人的往来は大幅に増加し、国際・地域問題における協力は一層緊密化している。中国はラオスが自国の国情に合った発展の道を探ることを断固として支持し、ラオス人民革命党が第12回党大会を成功させ、党による指導と社会主義の方向性を揺るぎないものにすることを断固として支持し、ラオスがASEAN輪番議長国の任をしっかりと務め、国際的影響力、地域における影響力をさらに高めることを断固として支持する。我々はラオス側と引き続き各分野で互恵協力を深め、中国ラオス鉄道の総合的効果を発揮し、力を合わせて障害や問題を解決し、沿線の総合開発を加速し、各々の発展と振興に寄与することを望んでいる」とした。

サルムサイ副首相兼外相は「ラオスは中国側と両国首脳間の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、上層部交流を緊密化し、コネクティビティや鉱物資源などの分野で協力を深め、国際犯罪を合同で取締り、ラオス中国運命共同体の構築がさらに多くの成果を収め、両国民に幸福をもたらすよう後押しすることを望んでいる」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年8月16日