王毅氏がG20外相会合に出席

2024-09-29 15:46:00

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は現地時間25日、ニューヨークでG20外相会合に出席した。新華社が伝えた。

王氏は「今年のG20サミットのテーマは『公正な世界と持続可能な地球の構築』だ。このテーマは、時代の呼び声に応え、人々の願いと合致している。G20構成国は大国としての責任を担い、大国としてのコミットメントを示し、大国としての模範をはっきりと示し、パートナー精神によってグローバル・ガバナンスを推進・整備するべきだ。今回の会合では、グローバル・ガバナンス改革行動イニシアティブが打ち出された。次の段階として、イニシアティブを行動に変え、ビジョンを成果に変える必要がある」と指摘。

「G20は国連改革の支持者たる必要がある。選択的な多国間主義ではなく、真の多国間主義を堅持すべきだ。G20はグローバル経済・金融ガバナンス改革の推進者たる必要がある。マクロ政策で足並みを揃え、先進エコノミーの政策変更による負の波及効果を軽減する必要がある。『グローバル・デジタル・コンパクト』を実行に移し、南北間の『デジタルデバイド』を埋める必要がある。G20は世界貿易ガバナンス改革の促進者たる必要がある。開放型世界経済の構築という初心を堅守し、貿易と投資の自由化及び円滑化を促進し、公正で公平かつ差別のない貿易・投資環境を構築し、様々な形の保護主義に反対し、差別的・排他的な協定に反対し、協力の懸け橋を増やし、『科学技術の独占・封鎖、障壁の設置』を減らしていく必要がある。G20はグローバル発展分野の改革の実践者たる必要がある。持続可能な開発のための2030アジェンダの実行を加速し、より包摂的であまねく恩恵を及ぼす強靭性ある発展の実現を推進する必要がある」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年9月27日