中国、農村部7億7000万人が貧困脱却
2024-09-23 17:07:00
「今ではコンクリートで舗装された道路が玄関先まで通じており、県城(県人民政府の所在地)まで車で30分で行ける」。湖北省蘄春県劉河鎮黄金寨村の黄正尭さん(79)はこう語る。昨年末時点で、蘄春県の自動車道路の総延長は4210.8キロメートルにまで達した。このうち農村部の道路は2694本、3737.407キロメートルに及び、各村にコンクリート舗装道路が整備された。
「人類の貧困削減の中国における実践」白書によると、中国では改革開放以降、現行の貧困基準で農村部の7億7000万人が貧困から脱却した。世界銀行の国際貧困基準では、中国の貧困削減数は同時期の世界の貧困削減数の70%以上を占め、世界の貧困削減プロセスを大きく加速した。これと同時に、農村部のインフラも不足し立ち後れていた状態から様変わりし、全国の農村部の水道普及率、生活ごみ収集・処理を行っている行政村の割合はいずれも0から90%へと上昇した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年9月23日