習近平総書記「反腐敗闘争の堅塁攻略戦・持久戦に断固打ち勝つ」

2024-01-09 17:15:00

習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は8日、中国共産党第20期中央紀律検査委員会第3回全体会議で重要談話を発表し、「新時代の10年にわたりたゆまず堅持してきた力強い反腐敗(腐敗対策・腐敗防止)を経て、反腐敗闘争は圧倒的な勝利を勝ち取り、かつ全面的に確固たるものとなったが、依然として厳しく複雑な状況にある。我々は反腐敗闘争の新たな状況と動向を明確に認識し、腐敗問題を生む土壌と条件を明確に認識し、常に強靭性と粘り強さをもって、的を絞って持続的に力を注ぎ、反腐敗闘争の堅塁攻略戦と持久戦に断固として打ち勝つ必要がある」と強調した。新華社が伝えた。

習総書記は、党の自己革命の実践を深く推し進める中でしっかりと把握する必要のある9つのキーポイントとして、▽党中央の集中的・統一的指導の堅持を根本的な拠り所とする▽偉大な社会革命を率いることを根本的な目的とする▽新時代の中国の特色ある社会主義思想を根本的な準拠とする▽歴史の周期率からの脱却を戦略目標とする▽大政党特有の難題の解決を努力の方向とする▽全面的に厳格な党内ガバナンスシステムの整備を効果的なアプローチとする▽強固な組織の鍛造、厳しい試練に絶え得るチームの構築を重点とする▽正風粛紀と反腐敗を重要な足がかりとする▽自己監督と人民による監督を結び付けて強大な原動力とするーーを挙げた。

習総書記は「思想解放、実事求是、時代に合わせた進歩、正しい道を守りながらの革新を堅持し、実践探求と理論革新を不断に行い、党の自己革命に対する規律的認識を不断に深め、党の自己革命の思考の筋道と措置をより厳密なものにし、全ての戦線、全ての段階における自己革命に具体的かつ踏み込んで力を入れる必要がある」とした。

習総書記は「新たな道のりにおける反腐敗闘争では、腐敗問題を生む土壌と条件の除去に全力を注ぎ、深く推し進め続けなければならない」とし、全体的要求については、「腐敗の気力を挫き、腐敗を不可能にし、腐敗を望まぬようにすることの一体的推進を堅持し、個々の対策と抜本的対策の兼備及び系統的対策を深め、不断に反腐敗闘争を深め、広げ、状況に応じた対策、ターゲットを絞った対策を施し、複数の措置を同時に実施し、繰り返し生じる古くからの問題を徐々に減少させ、新たに生じた問題の拡大を防ぎ、腐敗問題の防止と処理の常態化及び長期的実効性を推進することだ」と指摘。

「反腐敗闘争に対する党の集中的・統一的指導を強化する必要がある。腐敗懲罰の高圧的姿勢を維持し続ける必要がある。改革を深めて腐敗の発生と蔓延を断ち切る必要がある。反腐敗法規制度をさらに整備する必要がある。贈賄行為に対する懲罰を強化する必要がある。政治環境を根気よく浄化する必要がある。新時代の廉潔文化の確立を強化する必要がある」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年1月9日