習近平総書記が甘粛省を視察「中国式現代化における『甘粛の章』を書き記すべく努力を」

2024-09-18 09:09:00

習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は先ごろ、甘粛省を視察した際、「甘粛省は、党中央の西部大開発、黄河流域生態保護、質の高い発展に関する政策方針を踏み込んで実行し、新たな発展理念を完全かつ正しく、全面的に貫徹し、活動の『安定を維持しながら前進する』という全体基調を堅持し、生態保護・修復の強化、発展モデルのグリーン・低炭素への転換加速、改革開放のさらなる全面的深化、農村の全面的振興の推進、民生保障の強化、民族団結の促進などの面で力を注ぎ、幸福で素晴らしい『新しい甘粛』の建設を加速し、人々が豊かになり甘粛省が振興する新たな局面を絶えず切り開き、中国式現代化における『甘粛の章』を書き記すべく尽力する必要がある」と強調した。新華社が伝えた。

習総書記は9月10日から13日にかけて、甘粛省の天水市、蘭州市などを視察した。13日午前、習総書記は中国共産党甘粛省委員会と省政府の活動報告を聴取し、甘粛省の各取り組みの成果を高く評価した。

習総書記は、「甘粛省は新型工業化を積極的に推進し、在来産業の改造・高度化を加速し、特色ある優位産業を強化・最適化し、戦略的新興産業を積極的に発展させ、その状況に応じて新たな質の生産力を発展させ、全国において重要な新エネルギー及び新エネルギー設備製造拠点を作り上げる必要がある。また、寒さと乾燥に強い特色ある現代的農業を積極的に発展させ、競争力を備えた農産物ブランドを育成するべきだ。さらに、山・水・林・田・湖・草・砂一体化保護と系統的なガバナンスを統合的に推進し、国家西部生態セーフティバリアをしっかりと築く必要がある」と指摘した。(編集AK)

「人民網日本語版」2024年9月14日