習近平国家主席がサモアのフィアメ首相と会談

2024-11-27 16:01:00

習近平国家主席は26日午後、中国を公式訪問したサモアのフィアメ首相と北京の釣魚台国賓館で会談した。新華社が伝えた。

習主席は「サモアは太平洋島嶼国の中で最初に新中国と国交を樹立した国の1つだ。それから50年近く、両国は伝統的友好関係を維持し、常に尊重し合い、対等に付き合い、協力・ウィンウィンを図ってきた。中国はサモアと相互尊重・信頼を堅持し、国政運営と発展経験の交流を強化し、引き続き南南協力の枠組みでサモアの経済・社会発展を支援し、経済・貿易、投資、農業・漁業などの分野で潜在力を深く掘り起こし、互恵協力を拡大し、共同発展を実現することを望んでいる」と述べた。

さらに、「中国は太平洋島嶼国に対して『4つの十分に尊重』という原則を堅持している。太平洋島嶼国への支援においては、いかなる政治的条件も付けず、強要せず、『空手形』を切らない。中国の対太平洋島嶼国政策は開放的・包摂的なものであり、利己心がなく、第三国を念頭に置かず、地政学的競争を行わず、勢力圏を作らない。中国は太平洋島嶼国による気候変動への対応能力の向上を支援することを優先的な協力分野とし、『国連気候変動枠組条約』及びその『パリ協定』の全面的かつ実効性ある実施を推進し、『共通だが差異ある責任』の原則を維持し、公正・正義及びグローバル・サウスの共通利益を守り、手を携えて人類運命共同体を構築することを望んでいる」と強調した。

フィアメ首相は「サモアは中国を重要な戦略パートナーとみなしており、来年国交樹立50周年を共に祝うことを契機に、両国関係のさらなる発展を推進することを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年11月27日