王毅氏がグローバル海洋ガバナンスについて3つの提言

2024-11-28 16:36:00

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は26日、第5回「海洋協力とガバナンスフォーラム」に「調和ある共生、手を携えて前進、グローバル海洋ガバナンスのより高い水準への邁進を推進」と題するビデオ演説を行った。新華社が伝えた。

王氏は「中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会)は『人類運命共同体の構築を推進し、全人類共通の価値観を実践し、グローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブを実行に移す』ことを、さらなる改革の全面的深化及び中国式現代化の推進における重要任務とし、世界の開発格差の縮小、国際安全保障上の苦境の打開、文明間交流における障壁の打破のために、全人類の共通利益にかなう中国発のソリューションを提起した。グローバル海洋ガバナンスを積極的に推進し、海洋運命共同体を構築することは、人類運命共同体の構築において有るべき筋道だ。中国は各国と共に、習近平国家主席の打ち出した三大グローバルイニシアティブの実行を契機に、より高水準のグローバル海洋ガバナンスを実現し、全人類の幸福を増進することを望んでいる」と述べた。

王氏はグローバル海洋ガバナンスについて(1)海洋の質の高い持続可能な開発を推進する(2)普遍的かつ永続的な海洋の安全を維持する(3)世界規模で海洋文明交流を促進するという3つの提言を行った。王氏はまた「対話と協力の強化、海洋の平和と安定の維持、グローバル海洋ガバナンスの推進は、一貫して国際社会の広範なコンセンサスであり、主流の声だ。中国は国際社会と手を携えて共に努力し、海洋を世界各国の共有する平和と安寧の海、繁栄と発展の海、文明融合の海にすることを望んでいる」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年11月27日