王毅中共中央政治局委員（外交部部長）は17日に行われた「国際情勢と中国外交シンポジウム2024」で、「2024年の中国外交は、歴史の岐路において正しい道を守りながら革新を図り、混迷する国際情勢を前にしても、悠然とした自信を示し、中国の質の高い発展のために望ましい外部環境を築き、動揺する不安定な世界に貴重な安定性をもたらした」と指摘した。新華社が伝えた。

王氏はこの1年間の中国外交の主なハイライトとして、以下を挙げた。

（1）首脳外交によって壮大な新たな章を記し、平和的発展、協力・ウィンウィンという時代の潮流をリードした。

（2）人類運命共同体の構築において新たなブレークスルーを遂げ、運命を共にし、同じ地球上で共に助け合うという歴史の潮流を推進した。

（3）中国式現代化によって世界に新たな機会を提供し、世界各国の現代化という発展の潮流を促進した。

（4）発展途上国との協力において新たな模範を確立し、グローバル・サウスの連帯による自強という団結の潮流を作り上げた。

（5）全方位外交の布陣の深化において新たな進展を遂げ、新型の国際関係の構築という進歩の潮流を強く大きなものにした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年12月18日