習近平国家主席がフィンランドのストゥッブ大統領と会談

2024-10-30 16:24:00

習近平国家主席は29日午後、国賓として中国を訪問したフィンランドのストゥッブ大統領と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

習主席は「フィンランドは西側で最も早く新中国と国交を樹立した国の1つであり、西側で最初に中国と政府間貿易協定を締結した国でもある。国交樹立以来、中国とフィンランドは常に友好的に付き合い、尊重し合い、信頼し合い、歴史・文化・制度の違いを超えて、国と国が対等に付き合う模範となった。中国はフィンランドと共に、戦略的協力を強化し、友好の伝統を発揚し、未来志向の新しいタイプの協力パートナーシップをさらに前進させ、両国及び両国民により良い幸福をもたらし、世界の平和と発展に新たな貢献を果たすことを望んでいる」と表明。

また、「フィンランドが中国式現代化のプロセスに積極的に参加し、グリーン・トランスフォーメーション(GX)、情報技術、デジタル経済、人工知能(AI)、新エネルギーなどの新興産業協力を拡大し、新たな時期における両国の互恵協力の新たな在り方を築くことを歓迎する。中国はフィンランドとの人的・文化的交流のさらなる拡大を望んでおり、フィンランドを一方的査証(ビザ)免除政策の対象国とすることを決定した。ビジネス、観光、留学のために中国を訪れるフィンランドの友人が増えることを歓迎する」と強調した。

ストゥッブ大統領は「フィンランドは『一つの中国』原則を堅持しており、中国と共に来年の国交樹立75周年を祝賀し、上層部交流を緊密化し、人的・文化的交流を拡大し、経済・貿易、グリーンエネルギー、持続可能な開発などの分野で実務協力を深めることを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年10月30日