李強総理、ニュージーランドのラクソン首相と会談
李強総理は現地時間13日午後、ニュージーランドの首都ウェリントンの総督府で同国のラクソン首相と会談した。新華社が伝えた。
李総理は「中国とニュージーランドの発展は互いにとってチャンスであり、挑戦ではない。両国は引き続き相互に尊重・信頼し合い、互恵的で、相互に学び、参考にし合い、団結・協力するパートナーとなる必要がある。中国はニュージーランドとともに、伝統的友好を継続し、手を携えて共に発展を促し、中国とニュージーランドの包括的な戦略的パートナーシップをアップグレードするよう努力し、両国民により多くの幸福をもたらすことを望んでいる。中国はニュージーランドとの貿易規模を拡大し、デジタル経済、グリーン経済、新エネルギー自動車、クリエイティブ産業などの分野における協力の潜在力を深く掘り起こし、地域経済協力を共同で推進していくことを望んでいる。経済・貿易関係における非経済的な阻害要因を排除し、企業経営発展のために安定した見通しと良好なビジネス環境を提供するよう努力する必要がある。中国はより多くのニュージーランド企業が中国に投資することを歓迎する。中国はニュージーランドとの人的・文化的交流を絶えず深め、ニュージーランドを一方的査証(ビザ)免除対象国とする用意がある。ニュージーランドが中国公民のニュージーランド渡航により多くの利便性を提供することを希望する。中国とニュージーランドはいずれも多国間主義の確固たる支持者であり、自由貿易と開放型世界経済の構築を支持している。双方は多国間分野での意思疎通と協調を強化し、各方面が互いに協力して困難を乗り切り、協力・ウィンウィンの関係を築くよう後押しする必要がある」とした。
ラクソン首相は、「ニュージーランドは『一つの中国』政策を確固として実行しており、中国とともにハイレベル及び各レベルの意思疎通と対話を強化し、農業、食品、クリエイティブ産業、環境保護などの分野における協力をさらに深め、人的・文化的交流を促進し、両国関係が引き続き深く発展するよう後押しすることを望んでいる」とした。(編集AK)
「人民網日本語版」2024年6月14日