習近平国家主席「『一国二制度』には明らかな制度的優位性と強い生命力があり、長期的に堅持すべき」
澳門(マカオ)祖国復帰25周年祝賀大会ならびに澳門特別行政区第6期政府就任式が20日、澳門東アジア競技大会体育館で盛大に行われた。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が出席し、重要談話を発表した。新華社が伝えた。
習主席は「祖国復帰以来、澳門特区が成し遂げてきた輝かしい成果は、『一国二制度』には明らかな制度的優位性と強い生命力があり、香港特区と澳門特区の長期的繁栄と安定を維持する優れた制度であり、強国建設と民族復興の偉業に役立つ優れた制度であり、異なる社会制度の平和的共存と協力・ウィンウィンを実現する優れた制度であり、長期的に堅持しなければならないことを世の中に向けて証明した。『一国二制度』に含まれる平和・包摂・開放・共有の価値理念は、中国のものであると同時に世界のものでもあり、共に守っていく価値がある」とした。
また、習主席は「香港特区と澳門特区の祖国復帰以来の実践経験は私たちに、香港特区と澳門特区の長期的な繁栄と安定を維持し、引き続き『一国二制度』の実践を安定的かつ長期的に推進するには、以下の4点をしっかりと把握する必要があることを告げている。(1)『一国』という根本を堅守し、『二制度』の利を活用する(2)高い水準の安全を維持し、質の高い発展を後押しする(3)独特の優位性を発揮し、内部と外部との接続を強化する(4)核心的価値を発揚し、包摂と調和を促進する」と強調した。(編集AK)
「人民網日本語版」2024年12月20日