習近平国家主席が横琴粤澳深度合作区を視察
習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は19日午前、澳門(マカオ)特別行政区で、広東省珠海市の横琴島と広東省、澳門特区が一歩踏み込んで協力する「横琴粤澳深度合作区」を視察した。新華社が伝えた。
習主席は横琴の天沐琴台展示ホールで「琴澳和鳴--横琴粤澳深度合作区建設特別展」を見学。中医薬先端科学技術支援プラットフォームの広東省と澳門特区による共同構築の状況について説明を受け、学際的に先進技術を統合し、中医薬が世界へと広がるために助力する手法を評価した。習主席はまた、横琴粤澳深度合作区の計画、建設、管理、サービスなどに参加する各方面の代表と親しく交流した。
習主席は「新たな出発点において、皆さんが中央政府の指示に従い、鋭意改革に励み、結束して難関を攻略し、手を携えて合作区の建設に新たな局面を切り開くことを希望する。インフラという『ハードの連結』、規則や制度という『ソフトの連結』、横琴・澳門特区住民の『心の連結』を不断に強化し、横琴と澳門特区が経済的に高度に協調し、規則面で深く連結する制度システムの整備を加速し、横琴と澳門特区の一体化をさらに高い水準へと引き上げる必要がある。公共サービスと社会保障システムを整備し続け、質の高い生活環境を築き、澳門特区同胞のこの地での生活、就業、起業に便宜を図る必要がある。中央政府の各支援政策を十分に活用し、一流のビジネス環境の構築に力を入れ、澳門特区経済の適度に多様な発展と粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門両特別行政区によって構成される都市クラスター)の市場統合を推進する必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年12月20日