【王毅外交部長記者会見】米国は客観的、理性的に中国の発展を見るべき

2024-03-07 16:47:00

王毅中共中央政治局委員(外交部長)は7日午前、第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の記者会見で、中米関係に関する質問に答えた。

王氏は、「国際情勢がどれほど変化しようとも、中国の対米政策は常に安定性と連続性を保っており、常に歴史と人々、世界に対して責任ある態度で対米関係に取り組んできた」とした。

また、「米サンフランシスコでの会談から、中米関係の改善は確かにいくつかの進展を遂げた。これは中米両国と世界の人々の利益と願いに合致している。しかし、米側の中国に対する認識の誤りは現在も続いており、その約束は実行に移されていないということを指摘せざるを得ない。中国を抑圧する手段は手を替え品を替えて続いており、一方的制裁のリストはますます長くなり、その罪を被せる程度は不可思議なほどだ」と指摘。

さらに、「米国が直面している試練は米国自身であり、中国ではない。もしただひたすら中国を抑圧しようとした場合、最終的に米国自身を害することになるだろう。中国は米側に対し、歴史の発展の大勢を見極め、客観的かつ理性的に中国の発展を見て、積極的かつ実務的に中国との交流を展開し、言行を一致させて約束をしっかりと実行に移すことを促す。そして、米側が中国側と共に、中米関係を安定した、健全な、持続可能な発展の軌道に乗せるよう促す」とした。(編集TG)

「人民網日本語版」2024年3月7日