海洋経済の現状 MORE >>
青島が育む海洋経済の夢
 山東省の海浜都市・青島は、ヨーロッパ風の歴史的な建築群、芳醇なビール、美味の海鮮料理で有名なだけでなく、その都市経済の発展モデルと規模の面でも注目されている。中でも、北京五輪で使用したヨット競技場のモデルチェンジと、今まさに力強く発展している海洋経済-ブルーエコノミーのふたつが青島経済を特徴づけている...
周辺諸国と共同利用を
 中国は海洋国家として急速に発展し、また海洋は中国が国際協力を推進する上で重要な領域でもある。一部の周辺国との間に海洋開発をめぐって係争問題があるが、中国は終始、周辺各国、国連機関との協力強化の進展を願っている。...
煙台に飛躍のきっかけ
 煙台は山東半島東部に位置し、黄海と渤海湾をまたぐ山東省唯一の都市であり、海岸線の総延長は909㌔、沖合には500平方㍍以上の島嶼が72あり、海洋生物、鉱物、石油、天然ガスのほか潮力などの資源が豊富だが、伝統的な漁業、養殖、海浜レジャー産業が良く発達した街だ...
沿海地区からスタート
 今年5月に発表された「中国海洋経済発展報告(2013年版)」は10年から20年先の海洋経済を予測している。その中で、中国の戦略的な新興海洋産業が海洋経済を持続的かつ健全にけん引し、2030年には、成熟期に入ると分析している。その時点のGDPに占める比率は15%に達し、中国の「ブルーエコノミー」は全面的に加速されると見通している...
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港湾都市から臨海都市――劉鳳海錦州市市長インタビュー
 「沿海の港湾都市」から「新しい臨海都市、錦州」へと、錦州は一歩一歩海へ向かって歩みを進めてきた。2009年、遼寧沿海経済ベルト地帯の開発・開放が国家戦略に格上げされ、「渤海の有名都市、海岸の錦州の建設」構想により、錦州市は海を利用して、経済を発展させる道を探求し始めた。このことについて、劉鳳海錦州市市長にインタビューし、錦州市の海への発展という未来図について語ってもらった。(聞き手=張雪)...
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  ここが主なモデル地区  
山東 最初に海洋経済をテーマ
舟山 恵まれた漁業資源と景勝地
浙江 国内最長の海岸線を活用
広東 香港・マカオ、東南アに直結
海南 2020年には世界一流に
国家海洋局が管理の中心
 7月22日、組織再編で誕生した「中国国家海洋局」の表札が正式に掲げられた。同時に、14年間掲げられてきた「中国海監総隊」の表札が外され、新たに「中国海警局」の表札に掛け替えられた。国家海洋局の劉賜貴局長は、「国家海洋局の再編は、中国海洋事業の発展史において、節目となる出来事であり、中国の海洋管理体制と業務メカニズムに歴史的な転換が生じたことを示している」と、語った...
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1964年 中国海軍が肩代わりする形で中国国家海洋局が設立された。その後、国務院(内閣)に所属し、中国の海洋関連業務を統括・計画・管理する政府機関となった。
1982年 海上公安パトロール隊が組織され、1988年に海警と改名され、公安部(部は日本の省に相当)国境警備管理局の管理下に置かれた。
1988年 海洋漁業を主管する農業部漁業局が設立された。
1998年 中国国家海洋局の海上法執行機関として「中国海監総隊」が設立され、中国は海上における自らの総合的な法執行機関を持った。
同年 従来の国家港務監督局と船舶検査局を統合し、交通部海事局が設立され、主に商船と航路管理を担当した。
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