習近平国家主席がインドネシアのプラボウォ大統領と会談
習近平国家主席は9日、国賓として中国を訪問したインドネシアのプラボウォ大統領と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
習主席は「中国とインドネシアにとって戦略的自律、相互信頼・互助、協力・ウィンウィン、公平・正義の堅持は、過去数十年間の関係発展における経験の総括であり、今後の両国関係の長期安定的発展のために従うべき重要な原則でもある。中国はインドネシアの新政権と共に、地域と世界に影響力を持つ運命共同体を構築し、発展途上の大国の共同自強、団結・協力、互恵・ウィンウィンの新たな章を記し続けることを望んでいる」と表明。
「双方は、さらに高水準の戦略的相互信頼を揺るぎないものにし、上層部交流や政府・立法機関・地方間の協力を緊密化し、国政運営経験の交流を強化し、互いの国情に合った現代化路線を断固として支持し、互いの核心的利益と重大な懸念を断固として支持する必要がある。戦略的協力の布陣をさらに整え、政治、経済、人的・文化的、海洋、安全保障の『5本柱』の協力を築く必要がある。『一帯一路』(the Belt and Road)の質の高い共同建設を堅持し、ジャカルタ―バンドン高速鉄道をしっかりと運営し続け、『地域総合経済回廊』及び『2ヶ国、ツインパークス』協力を推し進め、デジタル経済、先進的製造業、循環型経済などの分野で協力を強化し、海洋における共同開発・協力を実施し、包括的な互恵協力を不断に深め、統合的発展をより良く実現し、各々の現代化を推進する必要がある」と強調した。
プラボウォ大統領は「インドネシアは中国と『一帯一路』の質の高い共同建設を継続し、インフラ、エネルギー・鉱業、医薬、食糧安全保障、貧困削減など包括的な全産業チェーン協力を強化することを望んでいる。中国企業が対インドネシア投資を拡大することを歓迎する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年11月11日