李強総理が中国建築科学技術展を見学「国民のハイクオリティ居住ニーズによりよく応える」
李強総理は18日、中国建築科学技術展を見学した際に「住宅と都市・農村建設に関する習近平総書記の重要指示の精神を貫徹・実行し、科学技術革新によって『中国建造』(中国による建設)に活力を吹き込み、安全で快適かつ環境配慮型のスマートな優良住宅の建設に力を入れ、不動産発展の新たなモデルの構築を推進し、人民大衆のハイクオリティな居住に対するニーズによりよく応える必要がある」と強調した。新華社が伝えた。
李総理は展示ホールで新築・改築優良住宅のモデルルームなどを見学した。視察の中で李総理は「住宅ー車ーネット」の融合による環境配慮型スマート住宅のモデルハウスや、太陽光発電パネルを組み込んだ壁などを見学し、運搬ロボットや空中建設機械など新たな技術や応用について説明を受けた。また、住宅設計、建設技術、建設コスト、付帯サービスについて詳しく質問した。
上海市建国東路の歴史的景観保護及びアーバン・リニューアル・プロジェクトや、北京市樺皮廠胡同8号の「原拆原建」(老朽住宅を取り壊し撤去した後、同じ場所に新たな住宅を建設)モジュール式優良住宅の展示を見学した際、李総理は「アーバン・リニューアルは現在の都市建設における重要課題であり、大きな発展の潜在力を秘めている。民生改善と内需拡大を結びつけ、各方面で協力を強化し、計画の革新を進め、基準や規範を整備する必要がある。優良住宅建設への政策支援を強化し、都市部の老朽化した住宅地、『城中村(バラック地域)』、危険な老朽住宅の改修をしっかりと行い、居住環境を改善する必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年11月19日