李強総理は15日、パキスタンのザルダリ大統領と同国大統領府で会談した。新華社が伝えた。

李総理は「中国は常に戦略的・長期的観点からパキスタンとの関係を捉え、常にパキスタンを周辺外交における優先的方向に据えており、パキスタンと共に努力して、両国間の親善と協力を絶えず新たな段階へと押し上げ、両国民により多くの幸福をもたらすことを望んでいる。パキスタンと緊密な上層部交流を保ち、国政運営面の経験交流を強化し、互いの核心的利益に関わる問題で揺るぎなく支持し合っていきたい。パキスタンと発展戦略の連携を強化し、経済・貿易協力を拡大し、人的・文化的交流を深め、中国パキスタン経済回廊（CPEC）を『一帯一路』（the Belt and Road）の質の高い共同建設における象徴的プロジェクトにし続け、互恵・ウィンウィンをより良く実現していきたい。中国はパキスタンと安全分野で協力を強化することを望んでいる。パキスタンが現地の中国の人員・機関・プロジェクトの安全を引き続き全力で確保するものと信じる」とした。

ザルダリ大統領は「パキスタンは中国と上層部交流を保ち、CPECの建設を推進し、貿易・投資、インフラ、人的・文化的分野などで協力を緊密化し、両国民により良く幸福をもたらすことを望んでいる。中国の国民・機関・プロジェクトの安全確保に全力を尽くしていく」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年10月16日