王毅氏「中国とナウルの関係は新たな1ページを開いた」
2024-01-25 17:24:00
王毅中共中央政治局委員(外交部長)は24日、ナウルのエニミア外相と北京で会談し、「中華人民共和国とナウル共和国の外交関係回復に関する共同声明」に署名した。両国は即日、大使級の外交関係を回復した。
王氏は共同声明署名後の共同記者会見で、「本日、中国とナウルの関係は新たな1ページを開いた。我々はナウルと共に努力し、政治的相互信頼を深め、互恵協力を推進し、国民間の友情を増進し、両国関係を絶えず新たな段階へと押し上げていくことを望んでいる。我々は中国式現代化のもたらす発展のチャンスをナウルと分かち合い、人類運命共同体の構築を共同で後押しすることを望んでいる」と表明。
「中国とナウルの国交回復は、『一つの中国』原則の堅持が押しとどめることのできない歴史の大勢であることを、改めて世界に明示した。世界の圧倒的多数の国々は『一つの中国』原則を受け入れ、中華人民共和国政府が全中国を代表する唯一の合法政府であることを承認している。台湾地区内の情勢がどう変化しようとも、台湾地区が中国領土の一部であるという歴史的事実と法理上の事実が変わることはなく、中国の国家主権及び領土的一体性の維持を支持するという国際的なコンセンサスが変わることはなく、台湾地区が必然的に復帰し、中国が必ず統一するという歴史的プロセスが変わることはない」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年1月25日