王毅氏、中国の人権事業の歴史的成果を語る

2023-12-06 16:28:00

王毅中共中央政治局委員(外交部長)は5日、北京で「世界人権宣言発表75周年記念」国際シンポジウムの開幕式に出席した。新華社が伝えた。

王氏は「中国共産党と中国政府は常に人権の促進と保護を重要な位置に据え、人権の普遍的原則と中国の現実を結び付けることを堅持し、時代の潮流に沿い、自国の国情に適した人権発展の道を歩んできた。特に新時代に入って以降、習近平氏を核心とする党中央は人権の尊重と保障を国政運営の重要な取り組みとし、中国の人権事業の一連の新たな歴史的成果を促進してきた」として、以下の点を挙げた。

(1)発展を礎とすることを堅持し、人民の生存権と発展権を一層効果的に保障した。絶対的貧困の問題を歴史的に解決し、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の貧困削減目標を10年前倒しで達成し、14億人余りの中国国民全体が全面的な小康(ややゆとりのある)社会に足を踏み入れた。

(2)人民中心を堅持し、人民主体の権利を一層十分に体現した。社会主義民主政治の建設を深く推し進め、全過程にわたる人民民主を不断に発展させ、民主の形式をより豊かにし、民主のルートを不断に拡大した。

(3)人権の平等な享受を堅持し、各民族・各集団の権利を一層全面的に実現した。中華民族共同体意識を堅牢に鋳造し、法制度を不断に整備し、女性、子ども、高齢者、障がい者の権利を包括的に保障した。

(4)国際人権ガバナンスへの関与を堅持し、世界の人権事業に積極的な貢献を果たした。中国は国連人権理事会など多国間人権機関の活動に深く関与し、一連の重要な国際人権条約・宣言の成立を後押しし、人類運命共同体の構築が人権理事会決議に盛り込まれ、国際的な人権保護に中国の理念が取り入れられた。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年12月6日