李強総理がシンガポールのウォン副首相兼財相と会談

2023-12-08 16:18:00

李強総理は6日、シンガポールのローレンス・ウォン副首相兼財務大臣と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

李総理は「今年は中国・シンガポール両国にとって重要な意義を持つ年だった。未来を展望すると、中国はシンガポールと共に、両国の指導者による戦略的リーダーシップに従い、地域及び世界のレベルで両国関係を捉え、『包括的で、質の高い、先見性ある』という位置づけをしっかりと押さえ、高水準の戦略的相互信頼を堅持し、質の高い互恵協力を推進し、両国民に一層の幸福をもたらし、地域の安定と繁栄に一層の貢献を果たすことを望んでいる」と表明。

また李総理は「中国はシンガポールと緊密な上層部交流を継続し、発展戦略の連携を深め、自由貿易協定(FTA)のさらなる高度化を契機に、両国協力の質的向上と高度化を推進し、デジタル経済、グリーン発展、金融サービス、海洋エネルギーの利用などの分野でさらに多くの成果を挙げ、陸海新ルートの建設を推進し、人的・文化的交流を強化し、『一帯一路』(the Belt and Road)の質の高い共同建設において引き続き先頭を歩むことを望んでいる。中国はシンガポールなど地域諸国と団結・協力を強化し、『中国・ASEAN自由貿易圏(ACFTA)3.0』の推進を加速し、地域統合に新たな弾みをつけ続けることを望んでいる」とした。

ウォン副首相は「シンガポールは中国との関係を非常に重視しており、中国と上層部交流を緊密化し、経済・貿易、投資、グリーン発展、デジタル経済などの分野で実務協力を深く推し進め、地域の平和・安定・発展の維持に積極的な役割を果たし、両国の包括的で、質の高い、先見性あるパートナーシップのたゆまぬ前向きな発展を推進することを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年12月7日